自覚安全術ラカスについて
  自覚安全術ラカスは、ニューヨークで生まれたユニークな護身術です。1993年に武道で知りあったアジアの女性3人が自覚安全術ラカスを立ち上げました。護身術という名前ではなく「安全術」と名付けたのは「安全」を視点にし、女性が安全に生きる知恵と技術を「伝える」事を大切に、安全を自覚できるように願いを込めました。女性だけの講座(ワークショップ)ですので安心して参加できます。ニューヨークではアジア女性のほか、10代の若者、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー(LGBT)のプログラム、男性のプログラムもはじめています。障害の有無、体格、運動の経験に関わらず参加できる護身術の講座です。

自覚安全術ラカスのワークショップは、入門編からはじまりレベル1〜4まであります。身体を動かすだけでなく、自分自身の今までの経験を生かし、頭と身体の両方を使うワークショップです。実技をしながら身体を動かしたり、ゲームをしたり、話し合いをしながら、暴力に対してどのように自分を守れるかを発見します。また、身近な人からの暴力(DV)や、武器に対してどのように身体を守れるかなどのことをディスカッションを通して暴力からの予防手段を考えていきます。身体に負担をかけるような動きはしませんのでストレスの解消にも効果的であり、心と身体が楽になるという感想も頂いています

自覚安全術ラカスの考え
 
1. 安全に生きていくことは、みんなの権利です。
2. 安全術は誰にでもできます。力、障害、年齢、経験など関係ありません。
3. 安全術を身に付けるによって選ぶ力をつけていきます。
4. 安全術には間違いという言葉はありません。自分自身の安全は自分が一番よく知っているからです。
5. 参加者が伝えあうことを大事にします。
6. 自分を守る「知恵」を一緒に見つけていきます。
7. 暴力に対する予防から回復まで考えていきます。
  今までの護身術は、女性が自分の力にしたいと思っても、インストラクターは男性の場合が多く、腕力主流の技術を教えられ、女性が続けるには体力的にも精神的にもムリなものが大半でした。
  ラカスの「自覚安全術」は、女の気持ちを考え、女たち自身が工夫し、育てていける「安全の知恵」です。
  テクニックを授けてもらうのではなく、参加者ひとりひとりが話しあい、考えて選び、工夫することを大切にします。「安全の知恵」は誰にでもあります。 身体を動かしながら、今まで培ってきたものを引き出し、さらに成長させていきます。
  暴力に力で対抗することよりも、危険に近づかない感覚を養っていくことがとても大切なことだと考えています。
   
  「自覚安全術」はコピーライター金田紫さんが Self-Defense and Safety Awarenessを訳して作りました。ありがとう!